レインボーDUOワーク®スモールグループ発足にあたり、南里さんからメッセージをいただきました。
全文そのまま掲載させていただきます。

2015/12/7

皆さま
こんにちは~
レインボーDUOワーク®スモールグループ(仮称)へようこそ!

レインボーDUOワーク®を気に入っていただけました方々による、スモールグループ開催を皆さまのご好意により始まりますことは、レインボーDUOワーク®が生まれる以前からの願いでした。
この度、真理子さんがファシリテーターをお引き受けくださり、その上に会場もご提供くださるとのこと、心より感謝申し上げます。

私たちは、今まで親しい間柄でさえも、自分自身の内面を話すことは、あまりして来なかったのではないでしょうか?
故、荒木次也先生(ファミリーカウンセリングサービス)は、誰にもジャッジされず、コメントされない安心できる場、安心できる仲間たちによる、スモールグループを毎週、行ってきました。

パニック障害、買い物依存症、夫婦不和、親子間の断絶、依存症、他、などなどで悩まれていた方々が、毎週のスモールグループで、自分自身のことを話し、ひたすら聞いてもらうことで、心が楽になり、回復していきました。
いつも同じメンバーにより、安心できる仲間たちで、パートナーや家族にも話せないことを話すことで、内面をシェアし合うことのできる、かけがえのない魂の仲間になります。
レインボーDUOワーク®は、このスモールグループのありようであります、“心に寄り添う”ことが最も大事なありようです。それを実皆さんで開催されますことは、この上ない喜びです。

荒木先生の表現では、私たちの体は、ハードディスクで完璧です。親や育った環境はソフトです。嫌なことを見たり聞いたり、されたりしたことは、ハードディスクである、口から話すこと、泣くことで癒されます。でも、その場が安全でないと、話すことも泣くこともできません。そうして溜まってしまったことを、今の自分がひたすら話します。
ひとりでは、頭の中でぐるぐるしてしまうことが、話すと整理され、内側からの気づきが起きるのです。

自分が育った環境である家庭や学校で、ジャッジされ、言われ続けてきましたので、聞いてあげる方々は、その方のあるがままを共感とともに受け止めてあげます。

私は、これをスピリチャルな観点で、より深化進化できると信じています。
「癒しとは、ひとりの内面が、共同体の鏡に映し出されたときである」というR.シュタイナー(霊学)の言葉にありますように、

魂は、個々であって、全体でありますので、
ひとりの内面が語られることを、じっと耳を傾け、頷き共感していますと、聴いている方の内面の魂にも、共振し、気づきが起きることがあります。
また、グループに聴いてもらうことで、グループの力を内面は受け止めることになります。
この場において、「ひとりはすべてのために、すべてはひとりのために」という言葉が実現します。

このような体験は、自然や風景を感得する感覚に似ています。夕日が沈んでいく輝きをじっと感じ入りますと、その光景と自分自身の内面がひとつになります。荒木先生は、そのようなありようなのだと教えてました。

語る方の“あるがまま”を、畏敬の思いで受け止め、聴き入り、頷きます。

レインボーDUOワーク®を体験されている方々のスモールグループですので、あり方として提案しますのは、「自己紹介」です。
“自己自身を語る”のです。

まずは、ファシリテーターである真理子さんの、この集まりを望んだことから、お話されるのは、いかがでしょうか?

人が何かを意志するときには、パッションが伴いますが、そのパッションを語ることで、この会が始まり、続いて他の方々にも話したいことが起こると思います。

みんなが公平に語れる場であるのは、一人ひとりの自己が語ることにあるように思いますが、いかがでしょうか?

荒木先生が行ってきたスモールグループのありように学び、それとともに、レインボーDUOワーク®の仲間の会は、それ独自の生きた会となるでしょう。

それは、創造主の顕れとしての一人ひとりであること、天と地と人がひとつであることを意識して、お祈りとともに始めます。

この会を、神聖な存在たちが見守り、聴き入っているということも意識しています。

この会が、皆さまおひとりおひとりにとって、親しみあるホームとなるよう、

皆さまに、心より愛と感謝と祝福を送ります。
愛と光と感謝とともに
ダニーデンにて

金南里