「他人を変えることはできない。」の本当の意味とは?
真理子です。
2015年3月は大塚家具のお家騒動
(父親VS.娘の対立)が大きな話題になりましたが、
あなたご自身を取り巻く人間関係は
いま、どんな感じですか?
親子関係、夫婦関係、恋人、友人、
職場の人間関係…etc.
私たちは日々たくさんの人間関係のなかで暮らしています。
- 「相性が合う・合わない」関係
- 「ストレスを感じる・感じない」関係
がそれぞれあると思います。
個人セッションでクライアント様からお話をうかがうと、
人間関係の悩みは、ほぼ100%
「相性が合わない」
「ストレスを感じる」相手とのコミュニケーション
についてです。
(相性が良くてストレスを感じないのであれば、
問題は何もないので話題にのぼりません。)
悩んでいれば悩んでいるほど、苦しんでいれば苦しんでいるほど、
「どうすれば相手が・状況が変わって、この問題が解決するだろう?」
と考えます。
あなたはどうでしょうか?
- 怒りっぽくすぐキレるのをやめてほしい
- 私に干渉してこないでほしい
- もっとかまってほしい
- もっと真面目に○○してほしい
- もっと家事育児に参加してもらいたい etc.
そんなふうに「相手に変わってもらいたい」と思っていないでしょうか?
よく、
「相手を変えることはできない。変えられるのは自分だけ」
と言います。
その言葉にしたがって、
「相手を変えるために、自分の言動を変える」
ことをする人がいます。
“恋人にウザイ・重いと思われないよう
我慢をして、自分から連絡せず誘われるのを待つ”
というような行動は、まさしくこれの典型です。
目的はあくまで「相手に重いと思われず、誘ってもらう」ということですから。
これは結局、相手を変えようとしているのと同じです。
その試みは、うまくいくと思いますか?
多少の効果はあるかもしれませんが、
結局、「相手を変えることはできない」のは事実ですし
あなたがもし自分の欲求をねじ曲げていたら
そのストレスがあなたに跳ね返ります。
思った通りにならないイライラが募ることになるでしょう。
じゃあ、いったい、自分の何を変えられると思いますか?
それは、
『どんな人間関係を自分の人生に招き入れたいか?』
というあなたの人生のビジョンと意欲です。
「相性が合わない」
「ストレスを感じる」相手とのコミュニケーション
は、あなたにとって必要でしょうか?
- もし【人生の学び】として必要なのだとしたら、大いに学び、その学びを活用しましょう。
- 必要ない、むしろ害悪だと思うのでしたら、適切な方法で終了させましょう。
- 必要かどうか分からない・判断できない、というのであれば、まずそのことに向き合ってしっかり考えましょう。
あなたにとって、あなたを取り巻く人間関係が
豊かで実り多いものになりますように。
そのために、私がお手伝いできることがあれば、ぜひご相談ください。
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