『でも』と『だって』を使わないゲームで気づくのは…
真理子です。
今日ご紹介する方法は、
「もっと成長したい!変わりたい!」
と思っている人が、
「成長を邪魔している思考・行動パターン」
に素早く気づいて、それを変化させる方法
です。
それはずばり
“『でも』と『だって』を一切使わないで、1日過ごしてみること。”
1日が難しければ、半日でもかまいません。なんだったら2~3時間でも構いません。
これは私自身が実践してみて「難しい!」「でも効果がある!」と実感(笑)したので
ご紹介します。
人間は誰も、その人の
- 慣れている、いつもやっている
- 親しみがある
- 安心、安全と分かっている
環境、もの、方法、パターンを好み、(無意識に)それを選びます。
これは専門用語で「コンフォート・ゾーン」と言います。(「快適な領域」)
慣れた場所、いつもの環境、親しんだやり方が安心なのです。
スポーツ選手はアウェーの試合よりもホームでの試合のほうが
パフォーマンスを発揮しやすいですし、
会社員は、会社でいつもの自分の席に座り、
慣れた手順で仕事をおこないます。
また逆に、
行き慣れない高級レストランに行くと、緊張して不安になってしまうのは
それが「コンフォート・ゾーン」から逸脱するからです。
このように「コンフォート・ゾーン」は、
あなたを守ってくれて安心させてくれる、大切な役目を果たしています。
しかし、ときに「コンフォート・ゾーン」は「ぬるま湯」と表現されることがあります。
あなたが成長しよう!変化しよう!とするときに
その変化をさせないように、
あなたの足を引っ張ってしまうことがあるのです。
今日のワークは、その「あなたの足を引っ張ってしまう」役目を果たすものを
見つけ出すワークです。
さて、毎日のあなたの生活では
コンフォートゾーンを打ち破る出来事は、実は気づかないだけでしょっちゅう起こっています。
- 上司から「今日から新しい仕事をやってほしい」と言われたり、
- 恋人から「こんな髪型が似合うと思うから、いちどやってみたら?」と言われたり、
- 子供から「今日の晩ごはんは◎◎がいい!」と、材料のない物をリクエストされたり、
- 取引先から苦手なゴルフに誘われたり、
- 予想外の雨が降って、約束の時間に間に合わなかったり、…
あなたの、「いつもの●●」を揺さぶるようなことは、かなりの頻度で起こっています。
そんなときに、
“『でも』と『だって』を一切使わない”
を、やってみてください。
たとえば、上の例で行くと
- 「今日から新しい仕事をやってほしい」 ⇒ 「いえ、だって、今の仕事で手一杯です」
- 「新しい髪型にしてみたら?」 ⇒ 「でも、それ似合わない気がするから…」
- 「晩ごはんは◎◎がいい!」 ⇒ 「だって、材料がないもの、今日は無理」
- ゴルフに誘われた。 ⇒ 「いや~、でも、やったことがないんでちょっと…」
- 遅刻した。 ⇒ 「ごめん。だって雨が降ると思ってなくて、傘を買いに行ってた」
など、いままで「NO」と断ったり、理由や言い訳を伝えていた場面で
それができなくなります。
実際には、『でも』や『だって』を使わざるを得ないことが多々あるでしょう。
(なので、実際はそこは臨機応変に対応してくださいね(^_-)-☆)
ただ、
“『でも』と『だって』を一切使わない”
を意識してみるだけで、
いかに私は、『でも』と『だって』を日常的に使っているか?
そして、それが
ときに私が新しい挑戦をしたり、新しい変化に向かっていったりするのを妨げているか?
に気づけるのです。
言葉に出して言わなくても、
あなたの頭のなかで『でも』と『だって』がたくさん使われているのにも
気づけるでしょう。
私はこのワークをしてみたところ、1日もたたないうちにヘトヘトになりました(笑)。
そのくらい、私たちは『やらない言い訳』をたくさん持つのです。
それが良いか悪いかはともかくとして、
新しい挑戦を回避している自分に気づくだけで、
あなたが成長するためにおこなう、次の選択が変わってきます。
まず、気づくことが第一歩です。
ぜひ、やってみてくださいね。
やってみた方は、ぜひご感想をきかせてください(*^_^*)
楽しみにしています♪