人生には戦わなければならない瞬間がある
真理子です。
とても直観的な発言ですが、私は
「人生には、その人がこなさなければならない宿題がいくつかある」
と思っています。そして、そのうちのひとつが
「人生には、戦わなければならない瞬間がある」。
戦うといっても、戦争するわけではないです。
武器をもってヤクザやチンピラのように戦うわけでもなく
(その必要がある人もいるかもしれませんが…)
「あなたにとって大切なものを大切にするために、
本気でNO!と言わなければいけない瞬間がある」
ということ。
昨日、お客様よりご相談メールをいただきました。
いわく、
「親戚が約束を守らなくて困っている。今まで何度も何度も約束が破られた。
いくら怒っても通じない。もう、呆れてしまっています。」
というもの。
それに対して私はこのようにお返事しました。(一部抜粋)
— — —
なぜ、「金輪際、あなたと約束しない。二度としない」と通告しないのでしょう。
○○さん(お客様)のほうに、その親戚の人をつっぱねない理由があります。
おそらく、その相手には口酸っぱくお説教はしているのだと思いますが、
要するに「なんだかんだいって許してくれる」と相手に見抜かれているんです。
それは「甘え」であり、きつい言葉でいうと「なめられている」んです。
じゃあ、なんでなめられるんでしょうか?
○○さんが、女性だから?
いいえ、違います。「私はなめられる」「私はなめられても仕方ない」って
○○さん自身が思っているんですよ。
— — —
起こっている現象にはかならず理由があり、その理由にも意味があります。
起こっている現象が嫌なのであれば(今回のケースでは約束破り)、
その現象が二度と起こらないように 【行動】 しなければいけないのです。
今回のお客様には、以下をアドバイスとしてお伝えしました。(それを採用されるかどうかはお客様次第です。)
- 次に約束を破ったら、もう二度とあなたの相手をしないと宣言すること。
- それを、【最後通告】として相手に【何度も何度も】伝え分からせること。
- そして、やっぱり約束が破られたら、その宣言をかならず実行すること。
どれだけ相手が泣き落としをしてきても、突っぱねるのです。
おそらく○○さんの心は、何度も揺らぐでしょう。仏心(ほとけごころ)が出て
許してあげようか…と迷うと思います。
ですが、ここで許してはいけません。なぜなら、それは結局
「ほ~ら、やっぱり許してくれた」
と、相手の「なめる態度」をさらに増幅させるからです。
なぜこんなレッスンをお客様にお伝えしたのか?
それは、
「私は、私をなめる相手とは、付き合わない!」
と、○○さん自身が【 実際に体験する 】ことが必要だからです。
これは、
- 「私」から大切なもの(時間、お金、愛情、…)を奪っていくものにNO!を伝え、
- 「私」が「私」を大切にする、と自分に約束する
プロセスなのです。
あなたとの約束を平気で破るような人間が、
あなたの時間を奪っても謝りもしないような人間が、
あなたを傷つけてもへっちゃらな顔をしている人間が、
本当にあなたにとって大切な人ですか?
その人は、本当にあなたを大切にしているといえますか?
血がつながってるから、パートナーだから、友達だから、後輩だから、
あなたが犠牲にならなければならない理由はありますか?
あなたが大切にするべきは、あなた自身です。
あなたは、相手の<泣き落とし>を、いったい何回見てきましたか?
ちなみに、今回のお客様は、次のセッションご予約が入っています。
その際に、
- 私はなめられる
- 私はなめられても仕方ない
という思い込みについて、掘り下げて土台を明らかにし、
「思い込みの置き換え」や「感覚感情のダウンロード」をおこなう予定です。
あなたにも、これらの「なめられる」について思い当たる節があるならば
個人セッションご予約はいつでもお待ちしています。
⇒ 個人セッションのお申し込み・ご予約はこちら(専用フォームが起動します)