生きるのが苦しい人が、最初に向かう場所とは?
真理子です。
シータヒーリングを学びはじめてすぐ、私はセッション提供を始めました。単純に、
- 「シータヒーリング®が好きで、上手になりたかったから」
- 「私のように生きるのが苦しい人に、少しでも楽になってもらいたいから」
が動機でした。
ただ、「生きるのが苦しい→楽になる」は、
「“苦しみの1つの原因”を知り、それを解決する」メカニズムにすぎず、
“1つ”を解決したからといって、人生のすべての苦しみから解放されるわけではなく
人は新しい種類・形の苦しみにまた直面するのです。
私は愚かにもそのことにショックを受けました(笑)
ところが、すでに2000何百年以上昔に、お釈迦様は「人生は苦である(四苦八苦)」
と説いておいででした。
今年、仏教(おもに真言密教)の学びが新しくはじまり、私のヒーラーとしての在り方が大きく変化しています。
冒頭の2つの動機のうち、後者は
「私のように生きるのが苦しい人に、少しでも楽になってもらいたい」
⇒ 「苦しみを自分の力で学びに変えて、喜びながら生きられるようになっていただきたい」
に変わりました。
苦しみの真っ最中にいる人で、
依存心が強い人は、「誰か(なにか)、助けてほしい」 と思うでしょうし、
自立心が強い人は、「自分でどうにかして脱出するぞ」 と思います。
ですが、その依存心だったり、自立心だったり、それ自体が苦しみの原因で
あることも多いのです。
そして、「依存100・自立ゼロ」とか「依存ゼロ・自立100」みたいな人はほとんどいませんし、
私も含めて多くの人が、
「依存していいところで、自立する」 「自立すべきところで、依存する」
いびつなミックス状態になっています。
この、「依存していいところで、自立する」 「自立すべきところで、依存する」
いびつなミックス状態になってしまっていて、実際に生活に支障をきたしている人は、
“自分の人生の主導権を自分で握る”
ことができていません。
その理由や背景はさまざまです。
- 暴力的な環境や、圧倒的に支配される環境で育ってきた
- 過去のトラウマ的体験がある
- 親や一族から教え込まれたルールがある
- 呪詛的なエネルギーに支配されたり攻撃を受けている
- 遺伝的または歴史的なしがらみがある etc.
上記のミックスもよくあります。
“自分の人生の主導権を自分で握る”
は、いわば「0(ゼロ)地点」なのです。いままでの人生で負ったマイナスを、ゼロに戻す
地点は、この主導権を取り戻すところからです。
(引き寄せの法則だとか、幸福になるための○○のルールだとかを実践して
プラスに転じさせていくのは、マイナスを埋めてゼロになってからの話です。)
困ったときに、私に助けを求めてくださるのは構わないのですが、
“自分の人生の主導権を自分で握る” をしないままでは、あなたの今の苦しみは続きます。
マイナスをまずはゼロにしたい、または、そもそもマイナスにいるかすら分からない
そんな方はぜひ個人セッションにお申し込みください。
(※同行二人 : お遍路さんにおいて弘法大師(空海)が共に歩んでくださる
という意味で「同行二人」という言葉が行者の白衣の背中などに記されたりしますが、
弘法大師もまた「弥勒菩薩とともに」と言われました。
私もクライアント様とともに歩む姿勢でサービスを続けていきます。)