ネガティブな思い込みを手放せない理由
Twitterに書いた一連ツイートをまとめてみました。
潜在意識にある「ネガティブな思い込み」(例えば、「私の人生は不幸だ」とか「頑張っても報われない」とか)について、手放したいけれど手放せない…というご相談をいただくことがあります。
「ネガティブな思い込みを手放したいんです」と仰るお客様。
でも、「ネガティブな思い込みを持ちたくて持っているのはあなた自身です」ということについて、もしそれを納得できないなら、私にできることは何もない。
本当に、何も。ネガティブな思い込みを、あなたに強制できる人は、誰もいない。
— 田中真理子 (@marikotanaka107) August 13, 2019
「ネガティブな思い込みを手放したいんです」と仰るお客様。
でも、「ネガティブな思い込みを持ちたくて持っているのはあなた自身です」ということについて、もしそれを納得できないなら、私にできることは何もない。
本当に、何も。
ネガティブな思い込みを、あなたに強制できる人は、誰もいない。
なぜ、そのネガティブな思い込みを真実と受け入れたのか。
なぜ、それを真実と、信じ続けたのか。
それが真実じゃないと分かり始めたのに、どうして、それでもネガティブにしがみつこうとするのか。
結局、「ネガティブにしがみついてるのは私自身」というのを、認めるところからスタート。
ネガティブにしがみついていると、何がいいのだろう?
どんな得をする?
ネガティブにしがみついていると、被害者のままでいられる。誰かのせいにできる。
私が不幸なのは、親のせい。環境のせい。時代のせい。
誰かのせいにしていると、頑張らなくて済む。自分を甘やかせる。怠けながらも、文句を堂々と言える。
だって、自分のせいじゃないんだから。
そりゃ、お得よね…
そういう「真実のからくり」は見たくない。認めたくない。
【「自分のせい」だなんて、私、受け入れません。だって私、被害者だもん。とても辛いんです。だから、魔法みたいにヒーリングでも何でも使って、今すぐ私の辛さを取り除いてください!】
だからね…。あなたの現実はあなたが作ってるの。
この無限ループの中から出るつもりがないお客様には、もう、いっさい何もできないよね。
「ネガティブにしがみついていると、被害者のままでいられる。誰かのせいにできる。誰かのせいにしていると、頑張らなくて済む。自分を甘やかせる。怠けながらも、文句を堂々と言える。だって、自分のせいじゃないんだから。」
これを第一希望にしてるから、あなたは被害者で不幸なまま。断言できる。
同情してほしかったのかな。
誰かに、助けてもらいたかったのかな。愛してもらいたかったのかな。
だとしたら、その「同情してもらいたかった。助けてもらいたかった。愛してもらいたかった」という【本音】を、ちゃんと、素直に吐露するほうが、100倍マシ。
こじらせる前の、本当の願い。
ネガティブな思い込みにしがみついている人は、本当の願いをこじらせている。
「愛してほしい。分かってほしい。助けてほしい」
という深い部分の願いについて、「叶わない」と諦めているし、叶えてくれなかった誰かに対して、今もなお怒っている。
本当は、誰に怒っているのか。
いったい、いつ、何を諦めてしまったのか。
本当は、諦めたくなんて、なかったんじゃないの?
あのとき、何があれば、願いが叶っていたんだろう?
その部分まで辿り着くことができれば、ネガティブな思い込みの解放は、近い。