「依存」からの脱却が急成長の鍵

真理子です。

 

私自身の過去の成長を振り返ってみても、
また現在においても、
自分が大きくジャンプアップするとき
必ずそれを後ろから支えてくれた要素があります。

 

それは、「依存からの脱却」です。

「誰か・何か」「依存している」
ことに気づき、それを完了させて手放すこと。

 

言うは易し、行うは難しなんですけれど。

 

なぜかというと、

(1)そもそも、
「自分が何かに・誰かに依存していることに気づいていない」
ケースがとても多い

のと、

(2)依存することのメリットがとても大きいので
手放そうと思えない

からですね。

 

今回この記事で書きたいのは(1)についてです。

先日、ある人がSNSでこのように書いているのを見ました。

 

「親が厳しかったので、”いい子”として育ってきた。
なので、人に頼るのが苦手。助けてって言えない。」

その人は「人に甘えられる人が羨ましい」
「私には手に入れるのが難しい、人からの助けを
いとも簡単に手に入れることができるから」
とも書いていました。

 

こういった人は、
世の中では「自立した人」と思われることが多いようです。

自分で自分のことをするしかない。
人に助けてと言えない。

私も過去そうだったので(今も片鱗残ってます(笑))
分かります。

 

つまり、「依存ではない、自立した人」
自他共に理解されがちなんですね。

 

でもね、実は大きく後ろに「隠れ依存」
あるケースがとても多いです。

 

どういうことかと言うと、

「かつて助けて欲しいときに助けてくれなかった」
「かつてしてほしいことをしてくれなかった」

という、(主に親に向けた)「怒り」が残っているんです。

 

イメージ画像

 

もしその「怒り」を自分が受け入れて解放し
経験を完了することができていれば、

助けてと人に言うことも、また
人から助けてと言われること

感情を乱したり乱されたりすることなく
できるはずです。

 

なぜ「隠れ依存」と表現したかと言いますと、
「親に対して怒っている子供という立場」を
手放していないからなのです。

 

子供というのは本来、大人から・社会から
愛され慈しまれ保護されるべき存在です。
(私も人の子・人の親ですのでそれに異論はありません。)

 

そうすると、そのような愛や慈しみや保護が
手に入らなかった・不足していたという
思い(怒りなど)は、大人になった当事者にとって
とても強い正当性を持った感情となります。

 

そうすると、今度はそうであるがゆえに
「それが癒されるまでは真に自立しない」
(主に無意識にですが)決めてしまうことが起こります。

(無意識のうちに親に)怒り続ける」
ことを選択してしまうのです。

 

インナーチャイルドの文脈でこの問題は語られます。

 

上に書いた
「人に頼るのが苦手。助けてって言えない。」
ケースでは、

傷ついてしまったインナーチャイルドを
癒すことであったり

対話することであったり
理解することであったり

方法は様々ありますが、まず最初に

 

(真の自立に進まずにいる、ある意味で依存的な)
子供の意識の自分が
自分のなかに存在していること

「気づくこと」が第一歩です。

 

あなたが真実に幸せに楽になっていくために
「私は何を手放そうとしていないのか?」を
問う姿勢はとても大切だと思っています。

 

それを問い続け、クリアリングし続けていけば
あなたの成長のスピードは加速度がついて
とんでもない速さになるでしょうし、

 

おのずから願いはすべて叶っていくようになるでしょう。

 

もちろん私も、自分の中の「依存」に
日々向き合っていきます。