群れることができない私に「キラキラ集合写真」をOKさせた奇跡の女たち
「たくさんの人の輪の中にいるのに、孤独を感じる」
「ここにいる誰も、私の本音を知らない」
「でも、分かってくれる人が数人でもいるなら、そんなにたくさんの仲間なんて必要ない」
そんな風に思う人、思っている人、いるんじゃないしょうか。
少なくとも私は長いことそう信じていました。
私は、割と外交的・社交的なタイプで、友人知人の数は多いです。
よくしゃべるし、よく笑うし、人と接するのは好きなので。
学生時代の友人や先輩後輩で、いまでも連絡を取り合っている人はいますし、ここ10年ほどは、子供を通して知り合ったママ友もできました。
でも、「連帯感のあるグループや仲間」は作らずに生きてきました。
というか、作れなかったんです。苦手すぎて。
「ROOKIES」みたいな団体競技スポ根ものや、EXILEみたいなグループ愛!みたいなのは、見てる分にはいいけど、自分は絶対ムリ!!でした。
集団になった途端に、ヘトヘトに疲れる
ずっと好んできたのは、一対一または少人数のコミュニケーション。同時にいられる人数はどんなに多くても3~4人くらいまで。
それ以上の数になると、もはやコミュニケーションの形態がグループや組織としてのそれになり、急に私のモードが切り替わります。
一個人の田中真理子として存在できなくなり、「グループのなかの構成員」に意識が変わります。
- 何を求められてるのかな
- リーダーシップを発揮したほうがいいのかな
- ここでふさわしい話題はなんだろう?どんな態度がいいんだろう?
そんな風に考え始めます。そして、ヘトヘトに疲れてしまうのです。
リーダーにならなければいけない場面ではリーダーとして振る舞い、「やるべきこと」を目の前に山のように積み上げてしまって、終始プレッシャーで押しつぶされそうになってしまいます。
リーダーじゃないときは、「やれることをやろう」とするのですが、とにかくグループという形態が苦手すぎて、自然に振る舞うことができません。
やらなくていいことをやってしまったり、やるべきことをスキップしてしまったり。
それでも、どうやら他人には「そつなくこなしている」ように見えるようなのですが、組織やグループでの行動を通して、私が自然体でいられて、心からの達成感や充実感を感じたことなんて、人生で1回もないように思います。
それくらい、苦手だったのです。
例として挙げられる苦手エピソードは、自分自身の結婚式。
もう15年近く前ですが、既婚者の友人から「結婚式は楽しいよ!真理子もやったほうがいいよ!」と熱弁されて、そうなのかと楽しみにしていたのですが…
(ドレスやヘアメイク、料理選びはたしかに楽しかったです)
披露宴では、新郎新婦の高砂席に座りながら、私は
「みんな、楽しんでくれてるかな…」
「あのテーブル、飲み物が足りてないんじゃないかな…」
などと、多数のゲストへのおもてなしにばかり気を取られ、主役として楽しんだという記憶がありません。
だからなのか、私は心理セラピストとしてのお仕事で、もっとも好きなのは一対一の個人セッションです。
そして、私が開催するセミナーも、自分が受講生として参加するセミナーも、少人数であればあるほど居心地がよくリラックスできます。
私が企業で働くのが苦手なのも、こうしてフリーランスで仕事をしているのも、結局、「組織・チームで働く」ことに不安を感じるせいだし、そのなかで発揮する「リーダーシップ」に対して過剰な気負いがあるせいなのです。
「リーダーシップ」に関する決定的に誤った思いこみ
なぜそんなことになってしまったのか?その原因は、10代の学生時代の苦い経験にあります。
私はまじめで責任感が強く、成績もよかったので、小中学生の頃によくクラス委員に選ばれていました。
でも、クラス委員になりたくてなったことは一度もありません。いつも、クラスメートに推薦されて、多数決で選ばれてしまうのです。
私にとって、「リーダー」とは「やらされるもの」。私は自分にそう刷り込んでしまいました。
やらされるリーダーに楽しみなんてありません。むしろ、面倒くさいことばかり。
クラス会でもクラスメートは好き勝手言うし、文句はクラス委員に向けられる。でも、任期がある以上はやり遂げなければいけない。
中学時代は部活動の主将も引き受けましたが、先輩・後輩とのやり取りや学校側との交渉など、ますます面倒が増えるばかりでした。
そんなわけで、大学時代、サークルやアルバイトでは私は徹底してリーダー職を避けました。
でも、すっかり組織やグループというものに苦手意識が根付いていたので、結局そこでもうまくいかないのです。
リーダーシップに関する誤った思いこみがあるのみならず、「人は集団になると面倒なことばかりが起こる」と思いこんでいたせいです。
友人関係のゴタゴタや恋愛絡みのいざこさは、私が当事者になったものも、他人なのに巻き込まれてしまったものも、いくつもありました。
社会人になって以降は、今度はそれこそ仕事上のトラブル、組織の派閥争いなどの「大人の事情」も加わります。
そんなわけで、私は仕事だろうがプライベートだろうが、「大人数で構成されるグループ・組織・集団」からは距離を置くようになりました。(もちろん、すべては私の思い込みが招いた結果です)
メリットは、キラキラ起業女子やカルト集団に巻き込まれずにいられたこと
私はお酒が好きですが、大人数での飲み会はだいたい一次会までしか行きません。
2~3人での濃密な語り合いは朝までOKですが。笑
冒頭に書いたような、「分かってくれる人が数人でもいるなら、そんなに多くの仲間なんて必要ない」は強い信念だったので、私はずっと狭くて深い人づきあいを好んできたのです。
この信念が役立ったのは、数年前にブームになったキラキラ起業女子の集団や、カルトめいた心理セラピスト集団などからは、終始一貫して距離を置けたこと。
群れることができないので、自撮りをしてSNSのタグ付けをしてワイワイ楽しむことができませんし、大人数のグループの中にアイデンティティーを見出すことができません。
おかげで、虚栄や浪費に悩まされたり、ドロドロした人間づきあいに巻き込まれることは一切ありませんでした。
私が主業としているうちの1つ、シータヒーリング®は、いまや世界中に広がっていますし、日本人のヒーラーも何千人と存在します。
いわば「大規模なヒーラーの集団」と言えなくもありません。
にもかかわらず、私は、他のシータヒーラーさんと「集団でつるむ」ことを、まったくと言っていいほどしてきませんでした。(つるむ、という言い方は語弊がありますが、ここではあえてこの表現で。)
私自身の内面を癒していく過程において、孤独を手放したり、インナーチャイルドを抱きしめたり、他人を愛して受け入れたりするプロセスは順調に経てきましたが、
他のヒーラーさんやセラピストさんがしているような形で、「グループ(集団)でワイワイ何かをする」ことには、興味もなければ、そうしないことを問題だとすら感じなかったのです。
私の信念をくつがえした2人の女性
ところが、この秋、私が30年かかえてきたこれらの信念や生き方を、ガラッと変える出来事が起こりました。
11月23日(金・祝)に開催される、「ヒーリングネオ・東京表参道」という、ヒーリングや癒しのフェア・イベントに、出展することになったのです。
主宰者は、長谷川信子さん。
もしも彼女が主宰者でなかったら…
もしも彼女のお人柄やありかた、生き方、行動などが今の彼女のそれでなかったら…
私は決して「集団のなかのメンバーとして存在し、他人と共に活動する」なんて、選ばなかっただろうと思います。
彼女は、ヒプノセラピストでありながら、元は建築士でバリバリのキャリアウーマンという異色の経歴の持ち主です。
もう、この時点でただものではない感じです。笑
仕事と育児を両立させ、現実をしっかり生きる「大人の女性」としての尊敬はもちろんなんですが、
ヒーリングネオというイベント企画を通して
出展者、来場者、このイベントにかかわるすべての人に「つながり」「真の自立」「無限の可能性」という光を見せていきたいという強い情熱に、私は圧倒されました。
あるとき、どうやらそれらが綺麗ごとではなく、「ほんまもんのスゴイ光」なのが分かってしまったのです。
それは、彼女を含む何人かでランチをしていたときのこと。
彼女の背後に、過去生なのか守護霊なのかは分かりませんが、「豪華絢爛な衣装と舞台装置のなかで舞う、きらびやかな舞台女優」の姿が見えました。
ただ、その人は舞台で演じるだけの単なる女優ではなく、「演出もつとめる総合監督」なのだと分かりました。
まさしく、私がその映像で見たのは【彼女が創造して周りを巻き込んでいく、彼女の舞台】です。
その姿から伝わったのは、まるで北野武さんや蜷川幸雄さんのような、圧倒的なパワーとカリスマ性です。とんでもない熱い想いがなければ、あの映像は見えない。
私ははじめて、「巻き込まれてみたい」と思いました。笑
でも、その興味を私のなかから引き出して、「イベントに出展する」という行動まで後押ししてくれたのは、私の長年の大切な友人でもあるChisaさん。
彼女ほど、長いあいだブレずに私の真実の姿を見つめ続けて、応援し続けてくれた友人はいません。
「真理子はすごいよ」
「真理子は本物だよ」
「真理子のおかげ」
これまで何度彼女にそう言ってもらったことか。
彼女が先日、ブログ記事でこんな風に書いてくれました。
私、真理子さんのセッション・セミナーで何100回生まれ変わったのか?というほどの進化をとげてきました。
思っても見ないほどの進化した現実へ実際に移行しているのです。私がシータヒーラーとして活動しているのも、真理子さんがいてこそ。
セッションも本物ですが、真理子さんの生きる姿そのものが、私にとって先生でもあり…
彼女も、もともとは私同様それほど群れるのが好きではないタイプの女性です。
ところが、そんな彼女が、長谷川信子さんと出会ってヒーリングネオという舞台に巻き込まれ(笑)どんどん開花していく姿を、私もこの半年ほど近くで見てきました。
そして彼女は、今回のイベントは運営スタッフとしてさらに活躍することを決意し、行動し始めています。
たいへんおこがましい表現ですが、私を「本物」だと信じ続けてくれた彼女が、やはり「本物」だと信じるヒーリングネオは、やはり間違いないと思ったのです。
そんなわけで…
かなり珍しいですが、(私がかつて(今も?)かなり苦手にしている)自撮りや集合写真を撮られてみました。
もはや、巻き込まれるではなく、私もひとりの舞台女優として、私にしかできない役目を果たしたいと思います。
11月23日(金・祝)当日は、シータヒーリングのセッション(30分・60分)、そしてこれまで単体では決して提供することのなかった「過去生リーディング&解決セッション」(30分・60分)を格安料金でご案内します。
ぜひ、巻き込まれて舞台で一心不乱に踊っている私と、私をガラリと変えてしまった「奇跡の女たち」に会いに来てください。笑
(※念のため。踊っている、は比喩表現です。当日はプロのヒーラーとしてお客様の問題やテーマにしっかり向き合わせていただきます)
2018年11月23日、表参道でお待ちしています。