シータヒーリングとセロトニンの関係~心の綱引き状態から抜け出す~

真理子です。

 

メッセンジャーやメールでお客様からお悩み相談を日々いただきますが、

「○○したほうがいいのは頭で分かってるんだけど、心ではやりたくないです…」

「ああすればいい、こうしたらいい、聞けば聞くほどやる気が起きなくなってきます…」

というような、「心の綱引き状態」に陥ってるお話が割と多いです。

左に引っ張る力と、右に引っ張る力が拮抗していて、
綱の中心部分は動かないのに
心も体もヘトヘトになっちゃってるんですね。

このお悩みは頑張り屋さんに多いです。
(私のお客様は頑張り屋さんばかりなので、当然かもしれません。)

そして「頑張らなくていいんだよ。やる気が起きないなら、休んで疲れを取ったら?」
と、周囲から、善意の優しいアドバイスを受けることも多いようですね。

でも、「頑張らない/休む」ことにもYESと納得できず、
結局ぐるぐると悩んで苦しみは続くのです。

 

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個人セッションで解決していくことはできますが、あなたひとりだったらどうしますか?

シータヒーラーだったらセルフワーク(クリアリング)するでしょうか。

じゃあ、セルフワークをする気も起きなかったら?

 

こんな状態のとき、あなたは身も心も「動けない」状態になっています。

実際に、「体が動いていない」んですね。「動けない」というよりは「動かない」のです。

このような悩みを抱えた方は、ある程度ご自分が「がんこものだ」と思うくらいで
ちょうどいいかも知れません。

「私は、綱引き状態を作り出して、動かないようにしてるんだ」

と、理解するのです。

 

動かないと人間はどうなるか?

筋肉が衰えてきます。ますます動くのが億劫になります。
交感神経がうまく働きません。そうすると、適度な興奮状態による意欲が沸かなくなってきます。
セロトニンが不足しがちになり、ますますストレスがたまり疲れやすくなります。

セロトニンというのは、非常に重要な体内物質です。
脳内のセロトニンは、鬱的症状や危険行動を抑制するはたらきがあるので
それが不足すると、うつっぽくなったりイライラしたりしてきます。

つまり、どんどん悪循環になってしまうのです。

 

じゃあ、どうするか?です。

「○○したほうがいいのは頭で分かってるんだけど、心ではやりたくない」

「ああすればいい、こうしたらいい … 聞けば聞くほどやる気が起きない」

の、どれもこれも、いったんわきに置きましょう。
悩むのを、一時的にSTOPします。

無理やりでも体を動かすのが先決です。

どんなに気持ちが鬱々としていても、トイレには行きます。
なにか飲み物を飲んだり、必要な用事をするために席を立つでしょう。

「座らずに立って、身体を動かす」

ことをぜひしてください。

私の親しい友人は、鬱々としたときこそ掃除をする!と言っていました。
これはとても良い方法です。

体を動かすことで気分を切り替え、脳内にセロトニンを分泌させることを先にしましょう。
心の問題を解決してから動く、のではなく順序を逆にするのです。

心の綱引き状態で鬱々としているときには、左方向にも右方向にも解決の突破口はありません。

綱を横において別の運動をすることで、解決の突破口がまったく別の方角から見えてくることがあります。

 

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ちなみにセロトニンについて、
シータヒーリングの創始者ヴァイアナ・スタイバルさんは
ご自分の著書『シータヒーリング』で詳しく記述されています。(P445~)

『人はノルアドレナリンとセロトニンのバランスがとれていると、
物事に理性的な反応をすることができます。』(P448)

セロトニンにしろ、ノルアドレナリンにしろ、適切なレベルがあり
多すぎるのも少なすぎるのも良くありません。

シータヒーリングでは、これらの脳内化学物質を
ヒーリングによって正常化するプロセスを学ぶことができます。

 

シータヒーリングは、潜在意識などの心的・霊的分野への
アプローチのみならず、物理的な肉体へのアプローチも重要視しています。

肉体を持って生きているのですから、心も体も魂も、トータルにバランスのとれた
あなただけの幸せを追求していきましょう。