好きなマンガから読み解く、自己分析の方法

真理子です。

あなたの好きなマンガは、なんですか?
マンガでなくても構いません。ドラマでも、映画でも、小説でも。
作られたストーリーのうち、好きなものを挙げてみてください。

ちなみに私は
漫画なら、矢沢あいさんの『NANA』 樹なつみさんの『花咲ける青少年』
映画なら、『STAR WARS』シリーズ 『カーズ』シリーズ
が好きです。
(NANAはいつ再開されるのだろう…ずっと待ってるファンの一人です。笑)

ナナのイメージ画像

(集英社さん公式HPより)

では、それらの物語の、誰が・何が好きですか?
どのシーンが好きですか?
どんなセリフ、どんなやり取りが好きですか?

私は『STAR WARS』のエピソード3で、
後のダースベイダーとなるアナキンと、オビ・ワンの決闘シーンで交わされた

“You were my brother, Anakin. I loved you.”(アナキン、お前は弟だった。愛していたのに。)
“I hate you!”(僕は憎んでいる!)

の会話が、映画館で号泣してしまった場面で、強く印象に残っています。
切ないのですが、大好きなシーンです。

あなたの好きなものには、あなたの価値観がつまっている

こういう、『あなたの好きなもの』は、あなた自身を理解するうえでとても役に立ちます。

  • なぜ、好きなんだろう?
  • なぜ、この作品なのだろう?
  • なぜ、このシーンの、このセリフなのだろう?
  • なぜ、この登場人物が好きなのだろう?

ぜひ考えてみてください。

そして、
複数の作品にまたがって『あなたの好きなもの』を見つけていくうちに、
あなたがいままで気づいていなかった
『あなたの価値観と思いこみ』が見つかっていきます。

古今東西どんなストーリーであれ、
分類すれば必ずほかのストーリーと類似した共通点がありますし、
ストーリー展開やキャラクター設定には典型(アーキタイプ)があります。

ラブ・ロマンスなら三角関係が描かれますし、
スポ根ものには、強くてカリスマ性のあるライバルの登場が必須です(笑)。

でも、なんであなたは『それ』が好きなんでしょう?

  • キャプテン翼じゃなくてスラムダンクが好きな理由は何でしょう?
  • なんでのび太君に感情移入しちゃうんでしょう?
  • 主人公よりライバルのほうがいつも好みなのはなぜでしょう?

ちなみに私の場合

私は、男女問わず

  1. 自分の命を賭けていいほど誰かを愛しているのに
  2. ギリギリまでそれを言わず(or言えず)心に秘め、
  3. 最後の最後で、本心を告白する

みたいなのに、めっぽう弱いです(笑)。

上で挙げたオビ・ワンのセリフもこれにあてはまりますし、
以前ドラマでやっていた『流星ワゴン』なんて
毎週ボロ泣きでした(笑)。

ここから見えてくる私の『価値観と思いこみ』は、

  • 『本当に愛していればいるほど、なかなか口には出さないものだ』 とか
  • 『言葉にしなくても、愛は存在する』 とか
  • 『愛をストレートに伝えるのは最後だ』

とかでしょうか(笑)。

あなたの価値観と思い込みは、あなたの現実に反映する

そして、その『価値観と思いこみ』は、あなたの現実に反映されています。

ちなみに私の場合、
大好きで結婚した(はずの)夫から
はっきりと言葉で愛を伝えられたことはたぶん一度もありません(笑)。

でも、それでいいんです。
それで満足している私だから(笑)。

その現実は、私が作っているのですね。

 

ちなみに、価値観や思い込みは、それ自体に良いも悪いもありません。

ただ、自分がどんな価値観や思い込みを持っているかを
知っておくのは役に立ちます。

現実がそのとおりに作られるわけですから、
現実を変えたければ、価値観や思い込みを変えればいいですし、
どうしても変えたくない価値観や思い込みは、
それだけ大事なものだと自覚できます。

好きな漫画や映画やドラマについて
考えながら、自己分析してみてください。

どうぞ楽しい時間を!!

 

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