「これだからシータヒーリングは嫌なんだ!」
真理子です。
私はこれまでに何人か
「私はシータヒーリング®のセッションを受けました。
そして、シータヒーリングが嫌いです」
とおっしゃる方にお会いしたことがあります。
あなたがシータのプラクティショナー(提供者)である場合、
彼らがなぜシータのことを
「嫌い」
と発言されたのか、その理由を知っておいた方が良いと思います。
その理由を知って対策をしておけば、
今後あなたのセッションを受けたお客様が
シータヒーリングを「嫌い」とおっしゃる確率は下がりますし、
あなたのセッションの効果や満足度があがるでしょう。
また、同じ理由でシータを嫌っている人と出会ったとき、
「私は過去のシータヒーラーとは違いますよ」
と伝えることで、あなたのセッションを受ける気に
なってもらえるかも知れません。
私が彼らから聞いた、シータヒーリングが嫌いな共通の理由。それは、
- 心の準備がないまま問題を掘り下げられて、傷ついたから
- 決めつけられて、傷ついたから
- どうするかの解決策を押し付けられて、イヤだったから
でした。
セッションによって、傷ついてイヤな体験をしてしまったのです。
シータヒーリングでは
【掘り下げ】と【リーディング】
という技術を使ってセッションを進めます。
というか、そうするようにインストラクターに教わるのです。
そう教わるのですから、受講生がそうするのはある意味当然かも知れません。
シータヒーリングでいうところの【掘り下げ】も【リーディング】も
私は必要に応じて使いますが、いつも使うわけではありません。
それらの技術を使うより何十倍も重視しているのは
【丁寧にお話を聞くこと】と【お客様の状態にあわせてプロセスを進めること】
それらが大前提にあってこそ、
【掘り下げ】も【リーディング】も
意味があるし、フルに威力を発揮するのです。
シータヒーリングを使ってセッションをする人が、
傾聴もせず、
共感もせず、
ラポール(信頼関係)を築く前に
『それはなぜですか』
『あなたを傷つけた人は誰ですか』
『最悪なにが起こると思いますか』
なんて【掘り下げ】質問をいきなりしたら、
それは質問ではなく、もはや尋問です。
クライアントは心を固く閉ざして当たり前です。
【リーディング】もそう。
信頼関係もないまま、冒頭でいきなり
『あなたは前世で○○という目に遭いました。
だから○○が恐いんです』
なんて言われた日~にゃ~…
あんたのほうがよっぽど恐いわ!!ヾ(▼ヘ▼;)
と私ならクレームを言いたくなります。
そんな風にセッションをしてしまうのは、
『技術が問題を解決する』
と、プラクティショナーが勘違いしてしまっているせいなのですね。
でも、事実はそうではありません。
さらにいえば、“あなた”が癒すのでも解決するのでもありません。
『思いやりを持って寄り添うあなたのおかげで、
クライアントはみずから問題を解決し、癒されることを選ぶ』
のです。
問題解決をする主人公は、いつだってクライアント本人です。
もしかしたら、あなたのクライアントは、実は
心の奥底で問題が解決しないことを望んでいるかもしれません。
その可能性もあるのです。
もしそうだとしたら、それすらもクライアントの選択です。
それをあなたが無理に変えようとすることはできないのです。
あなたはどうでしょうか。
「私は掘り下げが下手くそだ」
「私はリーディングがうまくできない」
と、悩みすぎてはいないでしょうか。
技術の向上はたしかに大事でしょう。練習はしたほうがいいです。
でも、それ以上に
あなたの目の前のクライアントに対して
- 思いやりを持って接し
- よく見て
- よく聞いて
- 寄り添って
ください。セッション中は、それに100%集中してください。
そうすれば、少なくともあなたのシータヒーリングに対して
「嫌い」と言われることは 決してないはずです。
健闘を祈ります。