「病気」を引き寄せる「罪悪感」を手放す

真理子です。

 

「病気になったとき、自分を責めなくていいんですか?」

「もし、あなたの病気にメリットがあるとしたら」

の連続記事のラストです。

 

「病気になったとき、自分を責めなくていいんですか?」の記事で、

「罪悪感がある→病気になる→迷惑をかける→次の罪悪感がうまれる」

のループがあると書きました。

 

これは、ひとつの思考・行動パターンになっています。

 

「病気=罰」とご本人がおっしゃっていましたが、

病気になることで罪滅ぼしができる = 病気のときだけ罪悪感から解放される

というメリットがあると考えられます。

 

さらに、健康な状態で生活していると、

ただでさえ罪悪感があるうえに

「感じている不都合・嫌なこと・嫌な気分」がほかにもたくさんあった場合、

 

その負荷が大きくなりすぎて、病気のメリットが勝ってしまうことが起こり得ます。

 

ところが、とても複雑な構造に思われるかもしれませんが、

罪悪感についてもメリットがあるのです。

(病気にメリットがあるように、罪悪感という感情にも何らかのメリットがあります。)

 

罪悪感にどんなメリットがあるでしょうか?たとえば

  • 私は(悪い)良くないのだから、良くなれるよう頑張ることができる。
  • 私は悲観的な人間なので、病気になっても仕方ないと納得できる。
  • なにか悪いことが起こったとき、自分のせいだと思うことで他人を責めなくても良い。
  • 傷つきやすいので、人から優しくしてもらえる。

など。

 

これらは例なので、人によって当てはまらないものもあるでしょうし、
その人ならではのメリットもあるでしょう。

しかし、(罪悪感に限らず)あなたが持つすべての感情や思考や感覚には

存在し、それが存続するだけの意味・理由・メリットがあるのです。

 

上に挙げた「罪悪感のメリット」を見ても分かりますが、

罪悪感を持っている人はある意味でとても心が優しくて良い人だと言えるのです。

 

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では、罪悪感がどのように生まれたか?
どんなメカニズムで働いているか?
また、どのように解消していくか?

はケースバイケースなので一概に言えません。

ですが確実に言えるのは、「自分に向き合っていく」作業であることは間違いないということです。

 

でも、必ずしも「自分に向き合う」作業が苦しいものか?というと、そうとも限りません。

 

罪悪感を強く持っている人は、内側に、他者への愛や優しさや思いやりなど
美徳といえる資質を持っている方がとても多いです。

 

他者に向ける「愛」や「優しさ、思いやり」を自分自身に向けていくこと
鍵になります。

 

「私は悪い」「誰かが悪い」という思い込みを真に手放し、

誰が悪いわけでもない、ただ知るべき何かがあったのだと知ってそれを得ていく。

それがプロセスだと私は思っています。

 

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