メッキは剥がれ、ウソはあばかれ、本物しか残らない
最近、Facebookの使用頻度が下がってきています。
1日1回は開くのですが、タイムラインをざっと眺めることも、投稿することも、少なくなってきたなと感じています。
逆に、使用頻度が上がってきているのがTwitterです。
Facebook、最近すごくつまんないです…
なんでだろう。私が変わったのか?そうなのか?Twitterよく使うようになったせい?
みんなポジなことしか言わないから?
それら複合かな。私がつまんないと思ってるのと同様、つまんないと思ってる人が増えて、その結果が今だとか?
— 田中真理子@心理セラピスト (@marikotanaka107) 2017年10月23日
この感覚が、私だけのものなのか、世間一般的にもそうなのかは分かりません。
ただ、私個人に関していうと、mixiを使わなくなり始めたころ(2010年頃)の感覚に似ている気がしています。
もしかしたら、SNSの勢力図や分布図が大きく変わるタイミングが近づいているのかも知れません。
私自身がFacebookをつまらないと感じる理由のひとつが、広告宣伝が増えたこと。
これは、お金を出してプロモーションするいわゆる「広告投稿」のことだけ指すんじゃありません。
(私自身も、ブログの告知などFacebookをビジネスにも使っているので、人のことは言えませんが)
Facebookを使って「得」を増やそうとする人がめちゃくちゃ増えて、
- 信用できるのかできないのか分からない人・人脈
- ホントかウソか分からない情報
が大量に溢れてきているからかな、と思っています。
「SNSマーケティング」という言葉が出てきて久しいですが、「知っている人とのプライベートなやり取りを楽しむ」空間に、ノイズがたくさん混ざるようになってきてしまった…という感じです。
コンサルタントの服部さんもこういう投稿をされていました。
ちなみに、FBでは友人申請もたくさんいただくのですが、メッセージもなく、その人の情報は顔と名前しかわからない(しかもその顔や名前も本物かどうか分からない)人からの申請は承認する気になれません。
承認したらしたで、「承認ありがとうございます!」と言いつつ、DMで大量の宣伝画像を送りつけてくる人もいました。
(私はWi-Fi環境で受け取ったからまだ良かったものの、これ、パケット代を気にする人からすると爆弾テロ的な行為です)
自分が「この範囲でSNSを快適に使いたい」と思っている範囲の外から、じゃんじゃか他人がアクセスしてくる不快さも増しています。
結局、情報や人が「信用できるのかどうか分からない」「ホントかウソか分からない」って、それだけでストレスですが、そのカオスの中から「信用に値するもの」を選り分ける作業は、ものすごく脳や心のエネルギーを消費するんですよね。
「ホントとウソの見分けかた」を修得して、それでも使い続けようとする人は一定数いると思いますが、多くの人は「そこまで面倒なことしたくない」と思って、そのSNSから離れていくんじゃないでしょうか。
そうなってくると、そのSNSに完全依存する形でビジネスをしていた人は、立ち行かなくなります。
市場から人がいなくなるわけなので。
結局、
- もともと知っている、信用できる人からの情報
- トータルで判断して、この商品・サービスは間違いなさそうと信じられるもの
- インターネットで「胡散臭い」「怪しい」というネガティブ情報が出てこない人や会社
以外は、長く生き残っていけない時代になってきたのだなと思います。
コツコツと、高いクオリティの商品やサービスを提供し続けていって、人をだましたり・あおったりせず、行動と言葉を一致させながら「信用」「信頼」を積み重ねていくしかない、と私は結論づけています。
じゃあ、「信用できる人」「信用できそうな人」をどうやって見分けていくか?なんですが、
私自身はズバリ、「本人にたくさん質問して、本人とたくさんやり取りして、その人が発信する情報を読み込んで」見分けていっています。
最終的にはこれなんですよね。
誰でも口では「人を大切にします。ウソはつきません」って言えますが、メッキはいずれ剥がれます。言動が一致していない場合は、どこかでボロが出ます。
私自身、過去にびっくりするようなウソつきな人(主にサイコパス)に出会ってきましたが(笑)幸いにして、いまリアルでもネットでも親しくつきあっている人は信用できる人ばかりだと感じています。
特に、コンサルタントという業種に関しては、本当に嘘っぱちのインフルエンサー(もどき)がたくさんいる中、上でFB投稿を紹介した服部さんについては信用・信頼しています。
彼のブログ記事はもちろん、彼のnoteも以前から購読していますが、ちょうど今朝リリースされたこの記事もかなり面白かったです。
昨今、起業ブームだったり、プロブロガーなどのインフルエンサーのあおりがあったりして、「会社をやめて起業すること」を良しとする風潮がありますが…
起業するときのメンタル状態やモチベーションにも踏みこんで、冷徹にアドバイスしてくれるコンサルタントはそういないです。彼は、「あなたは起業したらダメです」くらいのアドバイスを平気でしてくれます(笑)。
あと、個人的におすすめの記事はこちらです。
プロフィールを変えなければならない2回のタイミング
廃業率No.1は先生業(コンサルタント、コーチ、カウンセラー)
私が怪しげな起業系コミュニティに取りこまれることなく、起業当初に彼に出会えたのはラッキーとしかいいようがありません。
メッキじゃない本物の情報にリーチしておきたい方は、彼のブログやnote、Twitterをチェックしておくことをおすすめします。